こんにちは!
mito design さとうです!
私は元々パティシエからの転職で自宅起業し、今のお仕事を始めました。
全くの素人から勉強をしたので、
「ホームページ制作」と聞いて、具体的な内容はさっぱりイメージすらできない…
なのに、制作会社へ依頼の際の相場を聞いてびっくりしたのを覚えています。
そんな一歩踏み出すまで不安がつきまとう、個人事業主の「ホームページ(サイト)制作」について、
- 実際どんな手順でサイトが完成するの?
- どんなものを準備するの?
など知っていただいて、ご自身のサービスにご活用くださいね!
事前準備
サービス(ブランド)の見える化
まずは自社のブランディング(あなただからこその価値)を見える化しましょう。
誰にとっての、どんなサービスをどんな方法で届けていけるのか?
- 誰にとっての価値があるサービス(商品)か?
- 具体的(物質的)な価値
- サービス(商品)を手にした方はどんな未来が待っているか
- サービスの質、商品のクオリティ
- 証拠、根拠、実績
- サービスに一貫する想い(コンセプト)
文字にして書き出して行くことで、ご自身で再確認することもできます。
それが定まったら、制作のスタートです!
サイト制作の手順
失敗しないホームページ制作の手順をご紹介します。
01.運用目的を決める
目的を明確にすることで、ホームページの軸を定めます。
どこからホームページを訪れて、どんな情報を求めているのか?
そして、そこからどこへ促していくのか(運用)をプランニングします。
02.必要な要件を洗い出す
ホームページに掲載したい内容を全て洗い出します。
また、ターゲットが知りたい内容は何か?視点を変えて考えてみましょう。
例えば、よく聞かれる質問やお問い合わせなどはありませんか?
ターゲットに近い身近な人にあなたのサービスを簡単に説明して、その上分からないことや気になることは何か、聞いてみるのも一つ。
全て洗い出してみましょう!
03.情報整理
次に情報を整理します。
ここが正直一番大事なこと!
同じ項目ごとにグルーピングしていき、できるだけ大きな塊にしましょう。
ホームページ制作で一番よくないことは、「わかりにくい」ということです。
ポイントは、
ホームページに訪れたユーザーが知りたいことがどこにあるのか、すぐに見つけられるように「情報を整理する」ことです!
例えば、
夕飯の準備中、「コロッケ作ろうと思ったのに小麦粉が切れてる!」
みたいなことありますよね?(ある?)
買い物に不慣れな主人に、帰宅途中に調達してもらうことに。
旦那さんってあんまり買い物とかしないので、小麦粉買うだけなのに「どこに行ったらあるの?どの辺に並んでる?」みたいに突然初めてのおつかい状態。
そんな不慣れな主人にも
「上見たら『粉類』って書いてあるとこあるよ〜!」
と伝えると、
店内表示を目印にして、すぐに小麦粉コーナーを見つけて購入することができました。
でももし、この表示がなかったら?
店員さんがすぐに見つかり聞くことができればいいのですが、
おそらくあわあわ店内を歩き回り、一つずつ棚を確認して回るハメに…
これってホームページにも同じことが言えます。
誰が見ても、どこに行けばいいのが道標がしっかりあること。
この安心感。
そして、手軽なウェブサイトだからこそのスピード感。正しい情報にすぐに辿り着けること。
ぜひ、情報整理は入念に行いましょう!
04.構成
情報整理ができたら、次はその情報をどこに配置するのか?
その情報からどこへ促すのか?
サイト全体のレイアウトを考えていきます。
ここで忘れては行けないのが、01.運用目的の部分です。
どこからサイトに訪れて、ページを見て、その時どんな感情になるのか?
その後どのように行動してもらい、目的まで促すのか?
軸をもとにレイアウトしていきます。
05.見た目をデザインする
レイアウトした枠組みをもとに、サイトを開いた時の見た目をデザインします。
デザインは、サービスの価値や独自性を視覚的に一瞬で伝える役割があります。
情報を格段に早く伝え、心を動かしてくれます。
また、このフェーズにおいても外せない「わかりやすさ」を作るのもデザインです。
いくら情報の整理をしっかりできていても、見にくくて分かりにくいと台無しに…
「でも私、デザイナーじゃないからそういうセンスない…」
と思いましたか?
デザインはアートではないのでセンスは入りません!
ルールに沿って、ポイントを押さえるだけで見やすいデザインは作れます♩
諦めないで!
デザインの4原則に沿って整えるだけでも全然見た目は変わります!
今ノンデザイナーの個人ビジネスオーナーさまにがデザインを味方にするためのメール講座をプレゼント中!
この中でデザインの4原則について、取り入れやすくご紹介していますので、
ぜひチェックしてみてくださいね
06.デザインをサイト上に反映させる
俗にいう「コーディング」という作業です!
コンピューター内で閲覧できるように、構築をしていきます。
「コーディング」という言葉を初めて聞いた方も多くいらっしゃるかと思います。
私もスクールで初めて知り、学習の80%がこのコーディングに関する授業でした。
ちんぷんかんぷんなカタカナと規則を全てのデザインに当てて、画面上に表示させています。
ご自身で作ってみたい!と思っている方からすると、少しハードルをあげてしまったと思いますが、
安心してください!
今は、この小難しい「コーディング」をせずにサイトを構築できる「ノーコード」ツールが存在しています。ツールの使い方さえ分かってしまえば、知識はなくても構築して行くことが可能です。
自作を検討中の方はぜひこちらの記事もご覧ください↓
07.公開
そこまできてやっと公開、となります。
そして公開したら、そこからが本当のスタート!
プランニングで示したプロモーションをして、サイトの認知を図っていきましょう。
おわりに
いかがでしたか?
サイトを一つ作るのに、このような工程を踏んで公開することができます。
そしてお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
工程を一つでも疎かにすると、ホームページ本来の力を発揮できなくなってしまい、
届けたいお客様に届かなくなってしまいます。
制作会社に依頼を検討する場合は、「見た目だけ」ではなく、運用を考えたサイトを作ってくれるのか?を確認してみてくださいね。
またご自身で制作される場合は、
一つずつ丁寧に作り上げることで、あなたのパートナーになるホームページになってくれます!
そして、
そこにさく時間がなくて、諦めてしまうようであれば、ぜひお気軽にご相談くださいね^^
きっとあなたの力になれます。
最後までご覧いただきありがとうござました♡