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本当に、「失敗は成功のもと」?

こんにちは!

mitodesign | さとうです。

私は、サポートを大事にしたウェブ制作・ウェブを活用するコミュニティを運営していますが、
これ以外にも製菓講師として、ノンパティシエの方に向けた制作全般のサポートをしています。

全く違う畑の仕事ですが、共通することも意外と多いんです!

その中から今日は、お菓子作りでもよくある「失敗」から学ぶ!
「失敗は成功の元」の誤解

について、考えてみました!


なぜ?の重要性

私が週1回教えている事業所では、ノンパティシエの方がお菓子作りに携わっています。

ノンパティシエの方、つまりこれまでに「製菓理論」=なぜ?の部分を学んだことがない方々へのサポートをしています。

先日の訪問日のこと。

オーブンの隣に、無造作にビニール袋に詰め込まれたクッキーを発見。

「あのクッキーはどうしたんですか?」

と聞くと、

「同じ鉄板で焼いているのに、焦げてしまうものがあって、
商品にできないからロスになりました」

とのこと。

話を聞くと、
どうやら、以前そのことについて当時いたパティシエさんに相談して、
焼きむらができないように、
ラスト5分で鉄板の向きを変えるように手順の指示があったそうですが、

それからしばらくして、同じように鉄板の向きを変えてもむらができることがあり、


そういうもの、という感じで毎回その「ロス」が生まれているようでした。
(大量に生産するので、その「ロス」の量も結構なもので…)

美味しいお菓子なのに、こんなにロスになって勿体無い!
少し気をつけるだけで、商品になってお客さんに喜んでもらえるのに!


お節介だけど、
もっといい方法があるのにほっとけない…

せっかく失敗しているのに、
もっったいなさすぎるっ!!!(心の叫び)

同じ鉄板で同じ時間、同じ温度で焼いてるのに焼き具合に差が出る原因…

なぜ鉄板の向きを変えるのか?
なぜ残り5分で、なのか?

つまり、「なぜ?」を置いてけぼりにして、Howtoばかりにとらわれると失敗は繰り返します。

ここでいう「なぜ?」は、

  • クッキーの厚みの違い
  • 「オーブン内で熱源の位置により、熱の伝わり方が異なる」という意識がなかった
  • トータル焼成時間から見た焼き具合の目安のとしての5分

ということ。

失敗をした時、この「なぜ?」を理解することがとても重要です。

「なぜ?」がわかるから繰り返さない、
というのはもちろん、

次に、似ている失敗をしていた時の視点の転換につながり、

他の商品の失敗も防げる。


結果的に、商品ロスのコストも削減できるし、
講師の私に質問する時間コストも削減できて、
新商品開発だったり、商品力のアップに時間を費やすことができるんです。

そして結果的に、お客さまの満足度にもつながる。


生地が膨らまない…
入れる順番を間違えた…

そこにもなぜ膨らまないのか?
なぜその順番なのか?

理由があります。

少し専門的な部分もあるので、わかりにくい部分もあったかもしれませんが、

「なぜ?」がわかるから、
1つの失敗が、2つの成功に繋がって、

新たな価値を生み出すことができる…

「失敗は成功の元」

だと感じます。

つまり

失敗や問題が発生した時、

「なぜ?」を見つけ出すことが失敗を成功に変えるためには欠かせないこと


だということ!

ウェブサポートをしていても
パートナーさんが問題に直面し、メッセージをいただくことがたくさんあります。

そんな時も、

「解決策」だけではなく、「何が問題だったのか?」という理由も合わせてお伝えしています。

中には

少しくどいな…

と感じる方もいるかもしれません…

(すみません^^;)

でもここをお伝えすることこそが、最も大事で

パートナーさんの時間やビジネス、
ビジョンを大切に想うことにつながる、

と考えています!

そして本当の意味で、

「失敗を知って、成功を知る」ことに繋がります。

一人のビジネスだからこそ、パートナーさんの

「できた!」

を共有することができて、


それがやりがいでもあり、
喜びだな^^

と改めて感じました!

働く時間も、生き生きとしたあなたらしい生活の一部に。

最後まで読んでくださりありがとうございました♡

\自分でサイトを作りたい方へ/

 

mito design | さとう

鹿児島県出身、福岡市在住3児の母。
元パティシエからの転職デザイナー。

【「あのね、」と相談できるビジネスパートナー】として、心に素直に届けるプロモーションを、戦略からデザインまでトータルプランニング。
起業家女性向けのHP/LPサイト制作をはじめ、web集客を一緒に作り上げるパートナーとして活動しています。

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